信貴山
聖徳太子が「信ずべき、貴ぶべき山」として信貴山と名付けたそうな
東大阪市から東にいつも見えてる生駒山。向かって右側の信貴山。大昔、聖徳太子が「寅の年、寅の日、寅の刻」に毘沙門天王の力を借りて世の中の平和を取り戻したと伝えられている、不思議な空間です。
「マンガ」のルーツと言われる「国宝 信貴山縁起絵巻」の展示など、魅力的なところです。
信貴山真言宗 総本山 朝護孫子寺



今から1400余年前、聖徳太子が、物部守屋を討伐せんと河内稲村城へ向かう途中、信貴山に立ち寄ったそうな。聖徳太子が戦勝の祈願をするやいなや、天空遥かに毘沙門天王が出現され、必勝の秘法を授かったと言い伝えられてます。その日は奇しくも寅年、寅日、寅の刻でした。聖徳太子は、その御加護で勝利し、自ら天王の御尊像を刻み伽藍を創建。信ずべし貴ぶべき山『信貴山』と名付けました。以来、信貴山の毘沙門天王は寅に縁のある神として信仰されています。




ピンボケですが、馬にまたがる聖徳太子の石像があります。


黄昏時の奈良の景色。